漫画
また古本でしか手に入らない本なのですが、この本は、表題作の他、「どろろん忍者」「不気味が走る」など、なかなか味のある、おなじみのキャラクターがぎっしり詰まった本です。 八犬伝で怪物が、ドラえもんの「どこでもドア」のパロディの「どこでもベッド…
僕はコウノドリは最初にドラマを観て、そのあと奥さんが借りてきた漫画を読んだのですが、この漫画は話を知っていても楽しめます。 ドラマと同じ話でも引き込まれましたし、ドラマにはなかった話、ドラマ以降の話もよかったです。 産科等の医療現場もわかり…
弱虫ペダルは7巻くらい買って、そこで止まってしまって長いこと読んでいなかったのですが、奥さんと息子が読み始めて、続きが気になり、ばーっと買いまくりました。 それで最近、また読み始めたのですが、面白いですね。やっぱり。 少年漫画の熱さ的なおも…
僕は青木雄二さんのナニワ金融道は長いこと手を出していなかったのですが、それはタイトルにもあるように、この漫画を「浪花節金融道」だと思っていたからです。 人情のあるお金貸しのお話だと思っていたわけです。 僕の会社の同僚の2人が、ひねくれた主人…
最近、奥さんがTSUTAYAで借りてきた漫画を一気読みしておりまして、一つは小山宙哉さんの「宇宙兄弟」、もう一つは柏木ハルコさんの「健康で文化的な最低限度の生活」であります。 この二つに共通することがいくつかありまして、 ①専門的な分野(宇宙、生活…
はじめて読んだ古谷実さんの漫画が「グリーンヒル」でした。稲中卓球部は話題になっていたので、知ってはいたのですが、読んでおりませんでした。奥さんの会社の同僚(バイクものだったら、とにかく読む人)が貸してくれたのを読んで、はまって、買ってしま…
大友さんは、70年代後半から80年代にかけて、とにかく色々な方に影響を与えた方です。 ストーリー等、色々な面で影響を与えられていますが、絵だけに限っても影響はすごかったです。 線、背景、人物すべてが大友さんにそっくりという人もいましたが、特に多…
下ネタが嫌いな方はダメかもしれませんが、とにかくパワーがあるギャグ漫画であります。 登場する人たちが、パワフルな酷い奴らで、いいのです。 第1話の見合いについての会話を抜粋すると、 「(ブスばっかりなので、見合いなんて)やだよオレ!!」 「何…
もう20年くらい連載されているのですね。 掲載されている雑誌は隔月のようですので、それにしては巻数は少ないですが。(2016年11月現在で25巻) これは奥さんが買っている漫画ですが、僕も奥さんも佐々木倫子さんの主人公や、この漫画の律くんのようにちょ…
本当はくらもちさんはもっと冷たいお兄さんにしたかったようですが、編集さんからストップがかかったようです。 最初の構想どおり凍りつくような冷たいお兄さんだったらどういう感じになっていたのでしょう。 この作品くらいまで、くらもちさんはカッコイイ…
何度も読み返している漫画がおもしろい漫画である、というわけで、スラムダンクです。 最後の山王戦は、1日に4回、読み返したことがありました。 しかしスラムダンクって、デビューして2年くらいで始めたんですね。才能のある人は学ぶのが早いと言います…
子供の頃、この1巻の表紙を見て、目が琥珀のような色できれいだなあと思いました。 僕が少女漫画を読むのは姉(故人)の影響が大きかったのですが、当時僕が好きだったのは、集英社では高丘千栄子さんの「ぼくはキヨフミくん」等、河あきらさんの「いらかの…
上の写真には第2部までしかないのですが、家のどこかに分厚い第3部があるはずなんだよなあ。 「地球へ・・・」は総集編の雑誌サイズ(B5)で最初出て、だいぶ経ってからちゃんとした単行本で出たように記憶しております。 総集編のせいか、「ジルベスター…
実は僕は「成りあがり」は読んだことがないのですが、80年代の青年漫画、特にヤンキー系の漫画家に多大なる影響を与えている本だと思っているので、その事について書かせていただきます。 80年代には様々なヤンキー漫画が流行ったのですが、その作者達がよく…
昔、(中学生頃?)姉に「作品の出来はポーの一族よりトーマの心臓のほうが上なのでは」と言ったら、「いや、ポーの方が上だと思う。」と言って、ポーの一族の中の「グレンスミスの日記」の話をしだしました。 ドイツの一番不幸な時期(第一次、第二次大戦の…
森脇真末味さんの「緑茶夢」の内輪ネタのトリビアについて。 森脇さんの同人誌「桃色軍団16」によりますと、「アンバランスシティー」で弘が自家中毒で優勝カップに吐いた時、鈴木さんが 「武石さんにもらった優勝カップをー」 と慌てて言うのですが、これは…
しかし僕の薦める本は廃版が多いなあ。上の「闇夜の本」も新刊では入手できないようです。古い漫画だから仕方がないのかな。 「闇夜の本」というタイトルですが、怖い話ではありません。むしろホワッと暖かくなる話が多いです。 坂田さんの絵はいいですね。…
この本は三原順さんの代表作「はみだしっ子」の番外編になります。 はみだしっ子ではおっさんだった「あの二人」の少年編ですね。 実は僕は本編の「はみだしっ子」よりもこちらの方が好きなのです。 「はみだしっ子」は痛々しいとこが多いからでしょうか。キ…
ゲームに詳しい方はより一層楽しめそうですが、それほど詳しくない僕でも十分楽しめます。 それぞれのキャラクターに味があるので、巻が進むごとにどんどん面白くなっていきます。 こういう話って、設定ばっかり凝って話がよくわからないパターンが多そうで…
表紙のギネヴィアは、普段、感情を表にあまり出さないで、無表情で、馬のことしか興味なくて・・・なんかエヴァンゲリオンの綾波レイみたいですね。 考えてみると、萩尾望都さんの「A―A’」もそういうキャラ達で・・・・昔から僕はこういうキャラが好きだった…
吉田秋生さんは、1977年3月に「ちょっと不思議な下宿人」が掲載されたのがデビューらしいので、もう40年近く、一線で活躍されているのですね。 昔、姉が「カリフォルニア物語」に熱中していて、何かの応募でヒースが月に腰掛けて寝ているイラストのクッショ…
いったいいつまで森脇真末味さんの事について書くのだと言われてしまいそうですが、好きなんだからしょうがない。 で、上の写真は森脇さんもファンである諸星大二郎さんの「妖怪ハンター」シリーズであります。この本の中の「生命の木」を読んでいただくと、…
上の写真はジューシィ・フルーツの「ドリンク!」というCDです。 近田春夫さんが作曲した「ジェニーはご機嫌ななめ」が聴きたくて買ったのですが、この中の曲で「リズム決まれば」という曲があるのですが、この歌は「ジルバおどればハッピー」という出だしで…
昔、新谷かおるさんの漫画「エリア88」についての作者のインタビューを読みました。 (昔の記憶なので、間違いがあるかもしれませんが)エリア88のラストは、砂漠空母とエリア88の基地が相打ちになる。 主人公のシンは神崎と戦闘機の一騎打ちになる。 その後…
この「訪問者」は「トーマの心臓」番外編ですが、トーマを読まなくても楽しめます。 オスカーの望みは、普通の家庭だったら当たり前のように手に入れられる、本当にささやかなものだったのですが・・・。 そしてそのささやかなものを崩壊させた原因が、もし…
ボロボロですね、上の写真の文庫本は。僕の姉の、昭和51年の本です。 あとがきは萩尾さん本人と、小松左京さんが書かれています。 小松さんは「私たちSF書きが見ても高い点がつけられる。アイデア、ストーリーともに、賞となるSFマンガです。」と書かれてい…
弱虫ペダルと同じチャンピオンで連載されていた曽田正人さんのロードレースの漫画です。弱虫ペダルもおもしろいのですが、僕はこちらに熱中しました。 ある巻で、主人公がバーンと表れるところでは、「よおおし!」と思ってしまいました。すみません、何言っ…
杉浦日向子さんは、「百日紅」「百物語」等、名作を色々と描かれております。 この「とんでもねえ野郎」は、名作とかではないのですが、主人公の「とんでもねえ」キャラクターが大好きなので、お薦めしたい漫画なのです。 杉浦さんが隠居宣言されてからも、…
会話が面白い漫画というのは、何度読んでも楽しめます。 この漫画も、特に関西編に入ってからの会話のおもしろさといったら。 声を出して笑ってしまいました。 しかしこの人も天才型というか・・・ううっ、こんな才能がほしい。 Amazon CAPTCHA 花丸木蓮のLI…
寄生獣やポーの一族など、ラストシーンがいい作品は、いつまでも心に残りますよね。 僕にとってこの虹神殿もそんな作品であります。 最後の数ページがとても好きです。もちろんどの作品も、話自体が好きなのですが。 カラー絵もいいのですが、白黒の漫画も細…