花丸木蓮の 漫画、本、音楽、あれやこれや

80年代が青春時代だった子持ちおっさんのブログです。

トム・トム・クラブ おしゃべり魔女

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このアルバムは、トーキング・ヘッズのベースとドラムの夫婦が、色々な人と組んで作ったものです。「おしゃべり魔女」のシングルが日本でもよくラジオでかかっていました。

このトム・トム・クラブのように、80年代はシンセサイザー等の音色がおもしろい曲が多かったと思います。みんな色々実験していたんでしょうね。

音色といえば、ギターの音色に特徴があるエイドリアン・ブリューも・・・おっと、LPの解説をよく見たら、彼も参加しているではないですか。そういえば「エレファント」のギターって、彼っぽいギターですね。今までぜんぜん気付きませんでした。

まあ、このアルバムを聞いていた当時は、エイドリアン・ブリューのことは知らなかったので、解説を見ても特に何も思わなかったのでしょうが。

しかし参加メンバーをよく見ると、ボブ・マーリー&ウェイラーズやジミー・クリフのメンバーが参加していますね。すごいですね。

音自体がおもしろいので、ちいさい子供が聞いても喜ぶのではないかと思っております。

 

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羽田健太郎さんの「宝島」

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 この宝島のテーマ音楽集はアニメ「宝島」に使われた音楽を集めたものです。

これを観ていた頃は、ビデオがまだ家庭にそれほど普及していない時代で、宝島も断片的にしか観れていませんでした。

まだ若い、羽田健太郎さんが作曲された曲はどれもすばらしく、僕はアニメよりも曲が好きだったのかもしれません。

オープニングテーマは、いかにもこれから帆船が大海原に旅立つ、という感じのオーケストラの曲で、ワクワクする感じが大好きでした。町田義人さんの歌もよかったです。エンディングの「小さな船乗り」も好きでした。

赤毛のアンの曲もエンディングが大好きでしたが、最近はアニメでオーケストラを使った曲は作られていないのかな?ぜんぜん観ていないので、わからないのですが。

 

僕はずっと、帆船ものとか海賊ものの冒険漫画やアニメを誰か作らないのかな〜と思っていたのですが、ワンピースが始まり、大ヒットしちゃいましたね。

 

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ワルツ・フォー・デビイ ビル・エヴァンス

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上のジャケットは、いいデザインですね。ジャケ買いした人も多いのではないでしょうか。

名盤として知られるアルバムです。僕がモダンジャズにはじめて接したのはビル・エヴァンスからだったと思います。僕の父親の聞くジャズは、ベニー・グッドマンとか、グレン・ミラーとかでしたので。

ラジオでビル・エバンス特集をしていて、なんとなくエアチェックしたのを好きになりました。その時流れた曲には、ベースがエディ・ゴメスで、このアルバムでも組んでいる最高のトリオとして名高いスコット・ラファロのベースの曲は入っておりませんでしたが。

残念なことにこの録音の11日後、スコット・ラファロは自動車事故で亡くなってしまいました。

ビル・エヴァンスはユダヤ人だそうですが、僕の好きなミュージシャンや俳優は、ユダヤ人の方が多いです。なぜでしょう?単に彼らが他の職業に比べて差別の少ない音楽界や映画界等に多いということなのかもしれませんが。

 

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柏木ハルコさんの「健康で文化的な最低限度の生活」

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最近、奥さんがTSUTAYAで借りてきた漫画を一気読みしておりまして、一つは小山宙哉さんの「宇宙兄弟」、もう一つは柏木ハルコさんの「健康で文化的な最低限度の生活」であります。

この二つに共通することがいくつかありまして、

①専門的な分野(宇宙、生活保護)のため、資料あつめが大変そう

②絵や構成がうまく、非常にわかりやすい

③キャラクターの描き分けがうまい

(登場人物が多いのに、この人だれだっけ、と絶対ならない)

④話がスラスラと読めて、おもしろい

などなどです。

 

「健康で文化的な最低限度の生活」は福祉事務所の職員が主人公で、生活保護の話なのですが、専門的な内容も、うまく話の中に組み込まれていて、読んでいてすっと頭に入ってきます。また、深刻な話なのに読後感はいいです。

 

しかし、こういう漫画を書くのって、取材、資料集めの段階で音を上げちゃいそうです。

それを話に使えそうなものをピックアップしていって、話をおもしろく組み立ていって・・・僕なんか、やれと言われたら、ノイローゼになっちゃいますね。

 

宇宙兄弟もそうですが、気分を選ばないでいつでも読める漫画です。

色々な意味で、うまいなあ・・・と思います。

2つとも漫画の教科書のような作品です。

 

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シャカタク(フュージョンが流行った時代)

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80年代にはフュージョン系の聴きやすいインストゥルメンタル音楽が大はやりしておりまして、僕や姉もシャカタク、スタッフ、高中正義カシオペア松岡直也等、よく聞いておりました。

この頃のフュージョンって、蒸し暑い夏が少しでも気持ちよくなりますよーという売り方をしていたような気がします。

そういえば、この手の音楽はイギリス、日本では流行ったのですが、アメリカではちっとも売れなかったようです。ヴォーカルが入っていない曲が多かったからでしょうか。

僕は子供の頃はロックのギターって、ぎゃんぎゃんうるさいなあ、と思っていたので、聴きやすい音のフュージョンはすんなり入ってきました。この頃はヴォーカルってじゃまだなあ、と思っていましたし。

シャカタクは「ナイト・バーズ」等のシングルが大ヒットして、ラジオでもよくかかっていました。

今の若い人が聞くと、「古臭い音だなあ」と言われそうな気がします。

シャカタクはデビュー盤から4枚買いましたが、姉に洗脳されて、イギリス盤で買っていたりしたなあ。(イギリス盤が音がいい、と聞かされていたのです。どうせ僕の耳じゃあ分からないのですが。)

 

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メン・アット・ワークの 「ワーク・ソングス」と「カーゴ」

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メン・アット・ワークはオーストラリアのバンドでした。

1枚目、2枚目とシングル、アルバム共に大成功をおさめ、バンドとしての音もしっかりしていたので、僕は長く続くバンドだと思っていました。

(デビューアルバムはビルボードで15週間にわたって1位、そこからのシングルも2曲を全米1位、イギリスでもアルバム、シングル1位、ついでにグラミー賞最優秀新人賞もとっちゃった)

ところがある時、テレビでのインタビューで彼らを見たら、メンバーが2人になっていて、「あれ?」と思っていたら、売れなくなって解散してしまいました。

デビューしていきなりの大成功というのが良くなかったのかもしれませんが、いいバンドだったのになあ・・・。

 

追記の雑学

LPの解説を読むと、コリン・ヘイはスコットランドグラスゴーで育って、14歳のときにオーストラリアに移ってきたのですね。あまりそんな感じはしませんが。

バンド名ははじめは「コアラ」にしようと思っていたが、たまたま通りかかった工事現場の標識にメン・アット・ワーク(作業中)とあるのをみんな気に入ってつけたそうです。

 

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村上春樹さんの「ねじまき鳥クロニクル」

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ねじまき鳥クロニクルは、第1部、第2部の2冊が同時に出て、1年4ヶ月後くらいに第3部が出ています。なぜこうなったかといいますと、春樹さんは第2部で終わりと思っていたのが、時間がたつにつれ、話の謎について考えるようになり、第3部を書かれたためです。

僕がお薦めするのは、第1部、第2部を読んで、いったん間をあけてから、第3部を読む、という読み方です。

なぜかと言いますと、第2部の終わり方がとても好きだからです。

もちろん第3部も楽しく読ませていただいたのですが、第2部のまま終わりというのもアリだったのでは、ともちょっと思ってしまうのです。

1Q84もBOOk1と2が出て、しばらくしてからBOOK3が出ましたが、僕はこれもBOOK2の終わりが好きなんですよね。

 

そういえば、僕の家には時々「ぎいいいいい」と鳴く鳥が飛んでくるのですが、僕は勝手にその鳥をねじまき鳥と呼んでおります。

 

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