死刑台のエレベーター
写真はマイルス・デイヴィスの「死刑台のエレベーター」のサントラです。
映画で味わった気持ちをリピートしたかったんですね。
えー、このサントラをお薦めしているわけではなく、映画を観てほしくて書いております。映画館で観たことがないので、パンフとかは持っていないのです。
これを撮った時、ルイ・マルは25歳・・・25歳でこれが作れちゃうんだから、まったく。
ジャケットの写真は、映画の主演のジャンヌ・モローですが、僕は彼女のあるシーンの表情に見事にKOされてしまいました。映画を観ていただくとどれか分かると思いますが。
マイルスは画面を見ながら即興で曲を付けたそうですが、クラッシックとか別の曲だったら、全然違う色合いになったんでしょうね、この映画は。
そういえば前にTVでヌーヴェルバーグの特集で、その頃のハリウッド映画がいかに多くの決まり事があったかというのをやっていました。
(例えば、ビルに入るシーンでは、ビルの名前を必ず映す。その後、ドアから部屋の中に入るシーンを映さなくてはいけないとか)
で、そういう決まり事をすべてとっぱらったのがヌーヴェルバーグだったと。
そういうのを聞くと、「勝手にしやがれ」は当時、すごく斬新だったんだなと思います。
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