花丸木蓮の 漫画、本、音楽、あれやこれや

80年代が青春時代だった子持ちおっさんのブログです。

2016-10-28から1日間の記事一覧

アシモフの「夜来たる」

僕はおばけとか、幽霊とか信じておりません。 そういう話を聞いても必ず疑ってかかる方です。 ですが、例えば夜中の2時に、お墓に行くことになったとしたら、やっぱり恐怖を感じてしまいます。 なんだかんだ言っても、ちょっとは幽霊とか信じているというこ…

11人いる!

ボロボロですね、上の写真の文庫本は。僕の姉の、昭和51年の本です。 あとがきは萩尾さん本人と、小松左京さんが書かれています。 小松さんは「私たちSF書きが見ても高い点がつけられる。アイデア、ストーリーともに、賞となるSFマンガです。」と書かれてい…

パット・マガーの小説(病院の待ち時間に読む本)

パット・マガーさんとの出会いは、姉が買ってきた「七人のおば」でした。手紙からどの叔母が殺されたのかを推理するという話でした。それで近くの図書館に彼女の文庫がほとんどあるのを知り、ばーっと借りて読みました。 マガーさんは、たぶんアイデアがあり…

宇宙衞生博覽會

人は、若い頃に読んだ本、聞いた音楽がその人のスタンダードになり、なかなかそこから抜け出せないようです。 例えば僕にとって筒井康隆さんの小説では、軽めの爆笑もの、特に「宇宙衞生博覽會」がそれにあたり、「脱走と追跡のサンバ」等、いくつか筒井さん…