花丸木蓮の 漫画、本、音楽、あれやこれや

80年代が青春時代だった子持ちおっさんのブログです。

2016-10-25から1日間の記事一覧

杉浦日向子さんの「とんでもねえ野郎」

杉浦日向子さんは、「百日紅」「百物語」等、名作を色々と描かれております。 この「とんでもねえ野郎」は、名作とかではないのですが、主人公の「とんでもねえ」キャラクターが大好きなので、お薦めしたい漫画なのです。 杉浦さんが隠居宣言されてからも、…

ほしよりこさんの「逢沢りく」

会話が面白い漫画というのは、何度読んでも楽しめます。 この漫画も、特に関西編に入ってからの会話のおもしろさといったら。 声を出して笑ってしまいました。 しかしこの人も天才型というか・・・ううっ、こんな才能がほしい。 Amazon CAPTCHA 花丸木蓮のLI…

鳥図明児さんの「虹神殿」

寄生獣やポーの一族など、ラストシーンがいい作品は、いつまでも心に残りますよね。 僕にとってこの虹神殿もそんな作品であります。 最後の数ページがとても好きです。もちろんどの作品も、話自体が好きなのですが。 カラー絵もいいのですが、白黒の漫画も細…

本当の戦争の話をしよう(ティム・オブライエン)

現在、この名作は新刊は文庫本でしか購入できないみたいです。残念。 写真のように、単行本の写真はとてもいいのです。 この本が好きすぎて、村上春樹さんが好きだという同僚の女の子が辞めるときにプレゼントしたくらいです。 短編の集まりで、どの話も好き…

林檎でダイエット

作者の佐々木倫子さんは北海道出身で、札幌の篠路(しのろ)とか丘珠等の地名が昔、描かれていた漫画の中に出てきましたが、僕も昔そのあたりに住んでおりました。 佐々木さんのあの作風は北海道出身だから、と言われた人がいましたが、関係ないと思います。…

ポーの一族

ポーの一族は最近、新作の短編が発表されましたね。 よくネット等で話題になっている、「小鳥の巣」のキリアンの血の話は途中で終わってしまっていて続きが描かれないという方がいます。 あれは最後のページの「バンパネラの血は(中略)因子として子孫にう…