くらもちふさこさんの「おしゃべり階段」
子供の頃、この1巻の表紙を見て、目が琥珀のような色できれいだなあと思いました。
僕が少女漫画を読むのは姉(故人)の影響が大きかったのですが、当時僕が好きだったのは、集英社では高丘千栄子さんの「ぼくはキヨフミくん」等、河あきらさんの「いらかの波」、和田慎二さんの「銀色の髪の亜里沙」、いまいかおるさんの「フーちゃん」などなどでした。
「銀色の髪の亜里沙」は復讐ものだったけど、最後どうなったんだったかなあ。
そういえば松浦だるまさんの「累」は、和田さんや、わたなべさまこさん等の70年代少女漫画の影響が強い気がするのですが、どうなんでしょう?
ずいぶん話がズレましたが、くらもちふさこさんは当時、というか、今もずっと好きな漫画家です。今も新刊が出れば、必ず買っております。
そういえば、三原順さんの「はみだしっ子」のフー姉さまは、くらもちさんがモデルらしいですね。
人に傘を貸して、自分は濡れて風邪をひいてしまった等、くらもちさんの「やさしさ」のエピソードはよく聞きます。
作品を読んでいただくと、その「やさしさ」が分かっていただけると思います。
「おしゃべり階段」は40年くらい前の漫画ですが、彼女たちの悩みや思いは、今の中高生も共感できると思います。
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