一番好きな漫画家、森脇真末味さんについて
私は、1980年代に、「緑茶夢」「おんなのこ物語」「ブルームーン」等を連載されていた森脇真末味さんが大好きでした。
出版された本は全て持っています。「おんなのこ物語」は小学館版2種類、中央公論社版、ハヤカワ文庫版の計4種類もぜんぶ買いました。
森脇さんはインタビューで「話をこう積みたいな、と思っても、不自然だと思うとやめちゃう」というくらい、キャラクター中心に話を作る方で、個性的なキャラクターが魅力でした。
1990年代後半くらいまで、ちょこちょこ短編を描かれていたのですが、その後、あまり作品を見ることがなくなりました。ファンクラブの桃色軍団という会誌によると、目を悪くされていたこともあり、お休みされていたようです。
ただ、その後もネットをちょくちょくチェックしていたのですが、なかなか雑誌に新作が載った、という話は見つけられず、(最後に見たのは「広告」という雑誌のカラー4ページだったと思います)なかなか寂しく思っておりました。
ところが2015年に「WHILE WE'RE DEAD.」- THE FIRST YEAR - というCDの中に、森脇さんの対談が載っている事を知りました。
その中で森脇さんは「八角が、仲尾やバンドというものに出会う・・・少年期編を、作品として完成させたい。」と言っておられました。
これはぜひ読みたい、と思い、小学館の月刊フラワーズ(前身のプチフラワーで連載していた)や、現在、「おんなのこ物語」を文庫で出しているハヤカワ書房に、この八角の少年時代の連載をさせてください、と送ったのですが、どうもまだ動きはなさそうです。
現在は、ハヤカワ文庫の「おんなのこ物語」でしか、一般の書店では購入できなさそうですが、続編が読みたい方はぜひ、私のように出版社のホームページ等に呼びかけてください。
上の写真は僕の森脇さん関係の本の持っているもの全て(多分)です。
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