緑茶夢の音楽について(ポスター編)
森脇真末味さんの緑茶夢シリーズの音楽についての付けたしです。
森脇さんの好きなバンドのポスターが漫画の中にちょこちょこ貼ってありまして、文庫版の緑茶夢ですと「ドラムス」にストラングラーズのポスターが23、24ページに出てきます。ストラングラーズは日本でも人気のあったパンクバンドで、渋谷陽一さんによると極真空手をやっていたり三島由紀夫に傾倒しているジャン・ジャック・バーネルという日本通のメンバーがいるバンドで、来日公演では後楽園ホールの客が暴徒と化した、と書いてあります。ただ僕が聞いた印象では、そういう凶暴なパンクという感じはしなかったです。
メンバーは変わっていますが現在も活動中のようです。
文庫版の28ページにはP-MODELの「IN A MODEL ROOM」(上の写真のアルバムですね)のポスターが貼ってあります。P-MODELのポスターはこれ以外にもどこかで貼ってあったような気がしたのですが、どこだったかなあ。
それはともかく、このアルバムはいかにも森脇さんが好きそうなサウンドであります。
僕はDEVOのセカンドアルバムを持っておりますが、同じ時代のせいか、サウンドが似てる感じがします。
奥さんが好きだったので、平沢進さんやP-MODELのもうちょっとあとのアルバム(ANOTHER GAME)は借りてよく聞いていたのですが、このアルバムを聞いたのはだいぶ後でした。僕は平沢さんのコヨーテとかソーラ・レイが好きでしたが、この頃の平沢さんやP-MODELは森脇さんの好みではないかもしれません。そういえば昔、日比谷の野音で平沢さんのライブを奥さんと観ました。
あと、昔の緑茶夢の単行本の1巻の「緑茶夢」の9ページには「誰がカバやねんロックンロールショウ」のポスターが貼ってあります。僕はこのバンドのアルバムは持っていないのですが、ユーチューブで検索して聞いてみると、これもいかにも森脇さんが好きそうなバンドでありました。
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