ビーチ・ボーイズのペット・サウンズ
これはほとんどブライアン・ウィルソンのソロアルバムですね。
他のメンバーはコーラスぐらいしか参加していないようですし。
ブライアンは色々あって疲れちゃって、ある時からビーチ・ボーイズのツアーには参加しなくなりました。
で、他のメンバーがツアーしている間に、スタジオにこもって優秀なミュージシャンとともに作り上げたのがこのアルバムです。
サーフィンのサの字も出てこないし、自分たちは関わっていないしで、他のメンバーとはもめたようです。あとレコード会社とも。
当時、アメリカのセールスは悪かったようですが、ヨーロッパでは評価がドーンと上がって、人気が下火になってからもヨーロッパツアーは盛況だったようです。
ビーチ・ボーイズというかっこよくない名前のせいか、よく見たサーフィン抱えた写真のイメージのせいか、80年代のかっこいいブリティッシュロックが好きだった頃の僕は、彼らの音楽は長いこと聞く気がしませんでした。
なので、このアルバムを聞いたのは、だいぶ後になってからでした。
ビートルズのサージェントペパーズは今ひとつ乗り切れなかったのですが、このアルバムは繰り返し繰り返し聞きました。
といっても、最初聞いた時には、「ヒット曲あまりないなあ」という感想だったと思います。僕は最初、ぴんとこなくて、後になってから好きになるパターンが多いのです。
写真の後ろにあるのは、2002年にブライアンがソロで来日して、ペットサウンズの完全再現ライブをした時のパンフです。そういえば2005年のスマイルツアーにも行って、ジャケットが印刷されたTシャツを買いました。着たおして、ボロボロになったので、捨てちゃいましたが。
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