ポーの一族
ポーの一族は最近、新作の短編が発表されましたね。
よくネット等で話題になっている、「小鳥の巣」のキリアンの血の話は途中で終わってしまっていて続きが描かれないという方がいます。
あれは最後のページの「バンパネラの血は(中略)因子として子孫にうけつがれてゆき・・」のあと、(だからもしかしたら現代の皆さんの体にも・・・)という、萩尾さんからの読者へのちょっとしたメッセージだと思うのです。だから終わっていないとか、そういう話ではないと。
前にテレビで萩尾さんがこの件について聞かれた時も、別の話をしてはぐらかされていましたが、作者からこういう事です、というのも野暮だと思われたのだと思います。
なんて書いているけど、僕も「あの話は描かれないのかなあ」と思っていて、この説を知人から聞いて、なるほど、と思ったのですが。
ポーのラストは大好きです。最新作はまだ読んでおりませんが。
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