萩尾望都さんの「A―A’」
ささやななえさんによると、萩尾さんは、道を歩いていて、いきなり「シング・イン・ザ・レイン」と唄い出しパッと足をあげる人だそうである。(スカートで)
また、パリのホテルで生活していたとき、そのトイレは共同で、一方の壁が床から天井まで窓!(窓の外は当然外の通りが見えて人が通っている)という恐ろしいトイレで、皆が便秘でのたうち回っていたが、萩尾さんだけが悠々とそのトイレに通い、便秘をおこさなかったそうです。
木原敏江さんによると「ギムナジウムのオスカーを描いて」とお願いしたら、昼食のざるそばの残りのおつゆに筆をひたし、紙になすりはじめたそうです。
えー、そういう方の描いた、傑作SFがこの「A―A’」であります。
どのキャラも、みんな好きだったなあ。
追記
数日後、読み返しましたが、やっぱりいい!知らない方はぜひ読んで欲しいです。
アディの感情の移り変わりを追っていくと、じわーっと来るものがあります。
ストーリーといい、キャラクターといい・・・萩尾さんは本当にすごい。
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